厳しい規制が定められているROHS10物質を理解!

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環境や人体に悪影響

試験管

特徴と基礎知識

ROHS10物質とは、ROHS指令で規制されている10の物質のことをさします。ROHS指令とは、EUから出されている化学物質への指令のことです。近年化学物質は世界的に規制する流れになっています。なぜかというとある種の化学物質は人体や環境に悪影響を与えることがわかっているためです。とはいえ、そういった化学物質なしで様々な製品を作ることは非常に困難です。そのため、含まれている量を規制し、影響を最小限にしようというのが近年の流れなのです。ROHS指令はそうした流れの中でも先駆け的存在であり、厳密にはEUへの輸出入に関する規制にもかかわらず、ほとんど世界的なスタンダードとなっています。2003年に最初のROHS指令がだされ、そこでは鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどといった6物質が規制されています。これらは電子機器や家電、コンピューターなどに多く使われており、廃棄後に環境を汚染することが懸念されています。環境を汚染して結果的に水などから人体に入ると人体への悪影響を与えることもありえます。二回目の指令は2015年に出され、そこでフタル酸エステルと呼ばれる物質が4種類加わり、それら二つを合わせてROHS10物質と呼ばれるようになりました。ROHS10物質はいずれも上限量が決められており、それを超えるとEUへの輸出はできないことになっています。ROHS10物質が含まれているか調べるには分析する必要があり、特にフタル酸エステル類は分析が難しいため外注する必要があることが多いです。

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