厳しい規制が定められているROHS10物質を理解!

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科学

グリーン調達に向けて

EUでROHS指令が改正されてから、3年が経過しようとしています。それまでのROHS指令においては、鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、PCB、PBDEの6物質が規制の対象となっていました。しかし、同指令が見直されたことで、これにフタル酸エステル4物質が加わり、ROHS10物質となったのです。鉛やカドミウムなどの6物質は、既に国内でも規制の対象となっており、大きな混乱はそれほどありませんでした。ところが、フタル酸エステルが加わりROHS10物質となったことで、国内の機会メーカーは大きく動揺することになりました。実は、フタル酸エステルの国内規制は限定的で、電気部品や電子部品の多くに使用されているのです。多くの機械メーカーが慌てたことは言うまでもありません。ROHS6物質に対する対応が一段落したところに、ROHS10物質という新たな課題が持ち上がったのですから、製造過程全般に影響する事態となったのです。中小零細企業の中には、EU圏内への上市を諦める所も続出して、経済的マイナスも懸念されるようになりました。その一方で、生き残りを賭けてROHS10物質を代替物質に置き換える動きも活発化しています。企業同士が連携して情報共有を行うことも増えています。また、部材メーカー側では、グリーンサプライヤーの協会を作る傾向も強まっています。地域の環境保全財団と連携して、安心、安全の部材供給ができる仕組作りも進められています。

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